※こちらの記事は「私について証し1」の続きとなります。
1と併せてお読み下さい。
人生の落とし穴
仮面うつ病という病名がある。
当時の私はまさにそれで、うつ病を隠し明るく振舞ってはいたが人一倍疲れやすく心労がたまっていたのは間違いない。
この頃大事な人との別れがあった。
そのことが私の心に暗い影を落とし将来のビジョンが見えなくなり、不安に悩まされるようになっていた。
そんな時風水を知り、金運には黄色だとか龍脈がどうとか余計な知識を蓄えすっかり部屋のインテリアをそれにはめ込んでしまった。
過去にせっかく占いから来るオカルトの霊を締め出したのに、またもや自ら招き入れてしまったのである。
すると何が起きたかー大金が舞い込んで来たのである。
敵は人間の弱さに実に巧みに取り入る。
それはしばらく仕事をしなくて良い位の額であり、私は休職してこれまでの社会生活の疲れを癒そうと考えた。
思えばこれがイエスの言われた「滅びの広い門」であった。
「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。」(マタイ7:13)
悪魔は景気の良さそうな広い門で手招きをし、賭け事や他の娯楽と同様に、最初大きく儲けさせたり良い思いをさせ魂を虜にした後、今度は人生から全ての恵みを剥ぎ取り、最後命に手をかけるのである。
だから私たちは注意して常に「狭い門」から入らなければならない。
人生において、この世の欲望を満足させる華やかな道ではなく、神の聖さと平安に満ちた道を選択し、神の狭き門から永遠の命を頂くのである。