序文

2007年頃、私は主の不思議な導きで40日断食を行い、東日本大震災をはじめ多くの預言と啓示を主イエスから与えられた。
今日は断食直後に始まったサタンの試みについて書こうと思う。
これは神がゆるされた中での出来事であり、イエスも40日断食後にサタンの誘惑に遭われた。
聖書には、こう書かれている。

「さて、イエスは、悪魔の試みを受けるため、御霊に導かれて荒野に上って行かれた。
そして、四十日四十夜断食したあとで、空腹を覚えられた。
すると、試みる者が近づいて来て言った。」マタイ4:1-3

今改めて読んで驚いたがイエスは「サタンの試みを受けるため」荒野に行かれたと言う。自発的と取れる文脈である。
イエスは受肉されたとは言え本来神であるため、聖書の御言葉を用いて敵の誘惑を完全に退けられた。
しかし当時の私はまだ若く、イエスのように上手く退けられなかったが、振り返るとこの時の経験が、今の信仰の歩みに役立っている。
特に霊の見極めや敵の攻撃のパターンなどを知り、過信せずにつまづいても決して完全に倒れない、神の防波堤を築くことを主に学んだ。
今日この事を読者のみなさんに分かち合い、神の真実な目を養う一助として頂ければ幸いに思う。

 

イエスを名乗る堕天使

人は、日常を桁外れに飛躍した物凄い体験をするとその後ふっと力が抜けた時、激しい落差から失敗してしまう可能性が高い。

断食39日目、聖霊の導きにより少量のおかゆを食べ、私の断食は終わろうとしていた。
ところがその夜から部屋が暗黒に包まれ堕天使たちからの誘惑が始まった。
彼らは光の天使に偽装して現れ、時にはイエスだと偽り「聖書にこだわらなくて良い」とか「〇日後に私はあなたを迎えに来る」などの偽りを繰り返し語り、私を惑わした。

またある時は、人を直接送って来たこともある。
どういう手段かを説明するのは難しいが、強いて言えば転送とか時間空間を超えて敵側から送られて来た人間であった。
その人間については、長年誰なのか不明であったのが、この記事を書こうと決めた昨日、偶然(主の働きに偶然はないが)ネットを検索中にその人間の配信している動画を見かけたのである。
彼はクリスチャンの牧者らしいのだが、彼の動画のサムネを見た瞬間、霊のアンテナが反応した。
が、これについては長くならないよう、今回は触れない。

また別な夜に堕天使は精巧なロボットの姿で現れ、いかにも親しげな態度で親友のように振る舞った。
その時はなぜロボットなのか不明だったが、ムーンショットや人体と機械の融合、急速にAI化が進む今なら十分理解出来る。
実際彼らには実体がなく、人の体に長い間定着出来ないために機械に入る。
だからAIやロボット開発を強く勧める者たちの背後には、必ず堕天使の存在があると認識している。

様々な誘惑を仕掛けられた後、彼らが来ると部屋の空気が瞬時に冷えることに気づき、ようやく堕天使の軍勢だと分かった。
急いで主を礼拝すると、御声が言われた。

「あなたは敵の試みにあったのだ。」

すると急激に恐れの霊に支配され、足腰が砕け立って歩けなくなった。
燃え尽き症候群である。
まさにエリアもそうだった。
450人ものバアル崇拝者たちと対決し打ち滅ぼした後、突然恐れに支配されイゼベルから逃げた。

「彼は恐れて立ち、自分のいのちを救うため立ち去った。」Ⅰ列王記19:3

 

霊の実像が見える

それからしばらくは病院で鎮静薬をもらい、ほんの少し出かけられるようになった。
ところが歩いているとすれ違う人のほとんど全員が異様な動きをしている。
最初(これは何だ?)といぶかしく思ったが、どうやら人の霊の実像を自分が見ていることに気づいた。
今まで主の慈しみにより閉じられていた、この世の霊の実態に目が開かれてしまったのだ。恐らくサタンの攻撃を受けたことに起因する。

歩きながら執拗に股間を触っている人(このタイプは多かった)は性的罪に支配され、何度も何度も鼻をほじっている人は止められない悪癖をもたらす悪霊が付いている…と言う風にその人の霊的実態がはっきり見え、また理解出来た。
街を歩いている人のほとんどが全くおかしな動きをしていた。
注意して欲しいのは、彼らの肉体は普通に歩いているだけなのである。
ところが霊の目が開いた状態では彼らの実像がさらけ出され、とんでもない仕草をしながら歩いているのが見えるのだ。

さらにコンビニや書店に行き雑誌コーナーにふと目をやると、雑誌の表紙の綺麗な(はずの)モデル写真に霊の実態が見えるのには本当にまいった。
10冊あったら10冊すべてのモデルの本当の姿が見えた。
ゆがんだ表情で少しも美しくない、人間とは思えない爬虫類みたいのが沢山いた。
まるでハイブリットかレプティリアンだ。
そんな時私は急いで家に帰り、主に祈った。「主よ!これは何でしょうか。私の目を元に戻して下さい。」

今は見えると耐え難い領域には主が覆いを掛けて下さり、必要な気づきを与えられるのみとなった。元に戻るには月日を要した。
あの頃知った霊の世界の真実が、今まさに現実世界で展開されつつある事を覚え、敵の試みの中にも神の摂理を見る。

 

まさにゼイリブの世界

この特殊な体験をどう理解すべきかひとり心の中で思い巡らしていた頃「They live」というB級映画に出会った。
B級と言ってもカルトムービーファンには有名で、ある種の人々には評価の高い作品のようだ。
ひと言で言うと「サングラスを掛けると世界の真実が見える」ストーリーであらすじは以下になる。

「あるサングラスをかけて街へ出ると、あらゆる広告、看板、雑誌、放送の全てに「Obey(従え)」「考えるな」「眠っていろ」「消費しろ」…といった文字列が見える。
裕福そうな人々をサングラス越しに見ると、彼らは恐ろしい顔をした人間に擬態したエイリアンだった。
世界を取り戻すため、主人公たちは立ち上がり、侵略者たちと戦う…」

ハリウッド映画の多くは支配層による洗脳ツールとして用いられ、彼らのこれから起こる(起こそうとしている)計画の予言的役割を果たしているが、このゼイリブは狂人たちが支配する世の中と、80年代バブル期の物質主義に染まった世界に対するコミカルなアイロニーが散見される。
作中象徴する「エイリアン=悪魔」「教会で拾ったサングラス=霊的視点」と読み変えると実にしっくり来る。

主人公は教会で拾ったサングラスを掛けて驚愕する

普通の人間の姿に化けたエイリアンの実態が見える

制作された頃と比べ変わったのは、悪魔勢力が自らの存在をもはや隠さなくなり、それに仕えている者たちも自分たちがルシファーに仕えていることを公にするようになって来た事である。
これにより、黙示録の「終わりの時」が近づいているが分かる。

 

インプラントの存在

40日断食後の出来事で、もうひとつ驚くことがあった。

ある朝起きたら、不思議な塊がベッドに落ちていた。
1つか2つあったように記憶している。
クラムチャウダーに入っている貝の中身のような、小さな肉片みたいな物で私はしばしそれを手に取り、不思議な気持ちでながめた。
当時はインプラントに関する知識がなく「なぜこんなものがベッドに…?」と解せなかったが、最近になって、あれは悪魔側に体内に仕込まれた物だと知った。

どう知ったかと言うと、最近、支配層に悪魔儀式と幼児(性)虐待を受けた被害者の救済ミニストリーを行っている米国キリスト団体の記述を読んだ。その中で彼らが被害者の癒しをイエスに祈った際、被害者の体内から大量のインプラントが排出された証拠写真が掲載されており、それで知ったのだ。
(これだ)と見た瞬間、思った。
私のベッドに落ちていた塊がまさにそれだった。
しかし主の御業により、超自然的に体外に排出された。
私の場合そのような物が体内に仕込まれた疑惑を自身が全く持っておらず、その事のために祈ったりしなかったので、主からの完全一方的聖めと癒しが行われたようだ。
いつ、どのように仕込まれたのかは謎だが、この実体験から彼ら被害者の話は本当だと理解している。

被害者の体内から出たインプラント

この写真はモントークの被害者たちから出て来たインプラントの写真だが、私の体内にあったのは真ん中の塊に近かった。

なお「モントーク計画」で検索すると様々な記事から、1970年から行われていたタイムトラベルの実験内容が明らかにされているが、この実験のために拉致された子供たちが実験の中心的役割を担った科学者たちから性虐待と人格が分離する程の激しい暴行マインドコントロールを受けていたことに言及した記事はほとんどない。
計画の実行部隊であるオカルトシステム―CIA、NSA、宇宙人、堕天使は、キリストを暗殺しようとタイムトンネルに次々人を送り込んだが、イエスの時代は天使たちにロックされており、子供たちしか入れなかった。
しかし子供たちは皆イエスを大好きになってしまうため、計画は失敗したと言う。

モントークのサバイバーによると、火星に連れて行かれた時そこに堕天使たちもいたと証言しており、その視点から言えば地球外にいる存在と言えるが、元来の出自を考えると地球の被造物から派生した者だろう。

先日この件について主イエスにお尋ねし、回答を頂いた会話をご紹介する。

Q 「主よ、宇宙人と一般に言われるものは、サタンたちですか。彼らの棲家は宇宙ですか?」

A 「素朴な質問だ。彼らはそこに留まっているわけではない。地を行き巡っている。」

この主の啓示は全く聖書的で、エビデンスとなる聖句をご紹介したい。

「主はサタンに仰せられた。『おまえはどこから来たのか。』サタンは主に答えて言った。

地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。』」 ヨブ1:7

現在も支配層に生まれた子供たち、支配層に連なる代々悪魔崇拝の家系の子供たちは、生まれてすぐ儀式殺人の犠牲になったり、幼児虐待レイプを受け続け、分裂した人格を支配層の邪悪な犯罪計画に利用されていると言う。
それゆえ、私たちの祈り会では小さな命たちの守りを祈り続けている。

 

霊的ポータルについて

さてここまで読まれた方は、人はそんなにも無防備に悪魔勢力の犠牲になるものかと不安を感じるかもしれない。
実際、異常な事件事故これまでの常識とかけ離れた病人の急増など、世の中の異変を見れば、いかに世界がサタンの術中にあるか知見の範疇である。

しかし、世が闇に包まれれば包まれる程、光が近づくのである。

さらに宇宙の主権者、万軍の主イエスキリストの御前においては、サタンも悪魔宇宙人も全て塵に等しい無力な存在という真実に力強い希望がある。

もうひとつ、神はいつまでも忍耐して見ておられるお方ではない。
神は直接介入して下さる憐れみ深く力ある神なのだ。
40日断食の際「邪悪な世に生きるのがつらい」と嘆くと、主はすぐ言われた。

「分かっている。それゆえ私は時(終わり)を早めている。」

さらにイエスはこう仰せられた。

「だから私は天(宇宙)のポータルをふさいだ(敵から)」

…時を経て、私はようやくこの意味を理解した。
主イエスは、二度と堕天使が直接来ないように、私の霊的ポータルを塞いで下さったのだ。
そのため夢の中で姿を現すことはあっても、手出しは出来ない。
イエスの十字架の血潮でシールドされたのだ。

偽りと混乱が続くこの終末時代を見つめた時、イエスの血潮の守りなくして生きて行くことは不可能という認識を強く持つ。
信仰者は聖霊に霊的識別力を強められるよう祈り、神に喜ばれないこの世の悪習慣から一切手を引き、聖霊に満たされて過ごしたい。
まだイエスを主として受け入れていない人は、速やかにキリストの救いを受け取り、神の愛と真理を注がれた人生を送る事を始めて欲しい。(※1)
そのことが悪い者を遠ざけ、どんな時代であっても魂の深い所に平安がある人生を送る秘訣となる。

「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」マタイ4:17

祈り
天の父なる神様、主は言われます。「天の御国は近づいた」と。
闇は深まり、光が暗闇の中で輝いています。
闇はまことの光である主イエスに打ち勝つことが出来ません。
主こそ私たちの光、私たちの希望です。
この神の栄光が日本と世界のすべてを覆い、邪悪な働きの全てを打ち滅ぼし
イエスキリストの愛と正義で満たして下さい。絶えずとこしえまでも。
アーメン。

 

※1 キリストの救いを受ける方法については、こちらの記事を参照下さい。