序文
クリスチャンの皆さんは、どれ位の頻度で聖餐式を行なっているでしょうか。
罪や病からの解放が力強く働く断食の祈りに加えて、今日もうひとつ私がお勧めしたいのが、聖餐式です。
聖餐式がなぜ健康につながっているのかピンと来ない人のために、今回は実際に癒された症例をご紹介しながら、分かりやすく説明します。
神に用いられている世界のクリスチャンたちからは、日常的に聖餐を行なっている証しを聞いています。
聖餐式が健康法になり、薬や病院に頼らず癒されている信者の証しは数多くあります。
あるヨーロッパの女性は仏教の霊に憑かれて精神病院に入院していましたが、イエスに救われた時、主に「聖餐式を毎日行うよう」指示され、毎日ぶどうジュースとパンを割いて食べ祈り、悪霊から完全に解放されました。
その後、娘が事故で死にかけた時も娘に聖餐式を行い、娘は奇跡的に息を吹き返し、助かったそうです。
ところで、そもそも病や心身の不調の原因は何でしょうか。
病の原因
現代の医療や科学を根拠とした説明によると、病は器質的な問題として扱われがちですが、一方で専門家である医師に自分に出ている症状の原因を訊ねても、意外に「原因は分からない」という答えが少なくありません。
人は、霊・魂・体の三位一体の命です。
さらに心つまり潜在意識があり、心は霊・魂・体のそれぞれの意識とつながっています。
これは創造主が、父なる神・子なる神イエスキリスト・聖霊の三位一体で、神の似姿に造られた私たち人間にもそれが反映されている事を表わしています。
病には階層があり、肉体に表れている症状の多くが実は魂の問題(思考)から来ていたり、霊的問題や潜在意識の奥に原因が隠れている場合があり、その場合現代医療の外科的内科的アプローチでは問題の根に届きません。
ところで、病が霊的問題から来ていると言ったら驚くでしょうか。
実に身体症状の約9割は、霊的問題から来ています。
それゆえ肉体に表れている症状だけを取り扱っても、根の部分は残っているため、何度も同じ病に苦しんだり、似たような症状が繰り返し起こったりします。
私がこれまで病の癒しをとりなした人たちほぼ全員が何らかの罪の領域と病が深く関わっており、悔い改めと同時に病が癒されているのを見ています。
このことは非常に聖書的な現象と言えます。
すると、人々が中風の人を床に寝かせたままで、みもとに運んで来た。イエスは彼らの信仰を見て、中風の人に、「子よ。しっかりしなさい。あなたの罪は赦された」と言われた。(マタイ9:2)
イエスは手を伸ばして、彼にさわり、「わたしの心だ。きよくなれ」と言われた。すると、すぐに彼のツァラアトはきよめられた。(マタイ8:3)
救い主イエスが罪をゆるされると中風が治り、イエスに罪をきよめられると重い皮膚病が癒されました。
つまり病は、真の神イエスキリストにきよめられ、癒される必要がある領域なのです。
そこで私は昨年から、霊魂体の強化のため、主と親密に交わるため、頻繁に聖餐式を行なう事にしました。
日常的に行ない具体的にどのような変化があったか、私の実体験を元にご紹介しましょう。
聖餐式による効果
◎健康になる
神の御国に病は一切ありません。
深い祈りによる聖餐式は、神の王国との調和がもたらされるため、必然、霊・魂・心・肉体も健康になります。
逆に言うと、神の領域と不調和な部分に病が表れているので、最も高次元である神の王国と自分の命を重ね合わせることで、神の癒しが働きます。
◎免疫力アップ
・風邪を引きかけてもすぐ治る
・おなかを壊しにくい
・アレルギーが治まった
※免疫力に関しては、今年の春、聖霊から「ミトコンドリアに対し祈るように」と知識の言葉が下り、その通り聖餐式で毎日祈りました。
実は、ここ数年で私の花粉症(便宜上「花粉」と入力していますが、実際は花粉がアレルギーの原因ではないと思っています)の症状、鼻水・頭痛・身体中のかゆみはピークに達していました。
今年はどうだったかと言うと、完全にかゆみやくしゃみが止まったわけではありませんが、大幅に症状が抑えられ、毎年服用していた抗アレルギー薬を全く飲まずに済み、ビタミンを摂取する程度で乗り切れました。
恐らく来年は完全に癒されると期待しています。
◎家系の血がきよめられる
私たちの地上生涯での肉体には大昔からの血族の血が流れ、遺伝子は祖先からの影響を大きく反映しています。
時には血筋の咎により、霊がふさがれていたり、魂の一部が囚われていたりします。
イエスの御体のパンを割いて(十字架の死)食べ、イエスの犠牲の血を象徴するぶどう液を飲む(贖い)ことで、身体がイエスの輸血を受け、肉体がイエスが御体と一体となり、霊魂体すべて聖くされます。
このように解放の祈りをしつつ聖化を深め、日々の習慣に聖餐式を取り入れるとイエスの御体の中に入るため、神の御心と自分の心が一致し、御国が自分の領域と重なり、強力なバリア(守り)の中に置かれます。
この状態がまさに聖書の言う、聖徒の体は神の神殿である状態です。
「あなたがたは神の神殿であり、神の御霊があなたがたに宿っておられることを知らないのですか。」
(Ⅰコリント3:16)
◎敵の攻撃による打撃が癒される
神の働きに従事している聖徒たちは、眠りの中や日中振りまかれた呪いによって敵から攻撃を受け、悲しみ落ち込みが来ることがあります。
また悪霊や魔女・魔術師からの呪いやテレパシーにより、人間性の一部を監禁された状態になっている場合でも、深い祈りの聖餐式によってみるみる元気を取り戻す事が分かりました。
これによりイエスの血潮の力が、どんな悪しき者からの攻撃も無効化することを証明しています。
ですから元気のない時ほど、聖餐式を行なって下さい。
そんな時は長く祈れないと思いますが、短い祈りでも必ず回復します(実証済みです)
◎日々の汚れが浄化(リセット)される
日常の中で悪いものを見聞きしないよう心掛けても、暴力的動画、性的画像、悪い情報、マインドを操作する音楽が、不意に目や耳に入って来て、悪影響を受けることがあります。
そうした毒も聖餐式によって瞬時にリセットされます。イエスの御体には1つの悪も存在出来ません。
余談ですがー浄化という意味においては、ニュース断食「情報を得ることの欲」を絶ち切るだけでも、霊が元気を取り戻します。
私は霊的に何か重たいものを感じた時は、ニュースや動画サイトなどすべての情報を全く見ない聖別を実行します。
割とすぐ霊的空気が変わり、物理的にも肩の重荷が軽くなり、聖書を読むと聖句が瑞々しく心に入って来るので、自分の心の不純物が消えると、御国と同調しやすくなるのを実感します。
うつ病の癒し
2回の7日間断食を経て、私の何十年も治らなかった重度うつ病が治りました。
これは私にとって小さな出来事ではありません。
正直、一生治らないのだろうか…と思わされる事も何度もありましたが、主はその度に啓示をお与え下さり、励ましを受けて来ました。
詳しい事はいずれ別記事に記しますが、ここでは聖餐式によって取り除かれた、うつ病に伴う心身症状を紹介します。
◆ 睡眠障害からの回復
聖餐式を始めてから日を追うごとに、深い眠りの時間が増しました。
比例するように1週間ごとに起床時間が、1時間ずつ早まって行きました。
酷い時は夕方まで起き上がる事が困難だった重だるさ、身体に数トンの重石が乗っかっているような負担が、新しい朝を迎えるごとに小さくなっているように感じ、深刻な睡眠障害でしたので長年精神鎮静薬が欠かせなかったのが、やがて(薬を飲まなくてもイケるのでは)という自信が湧いてきて、少しずつ服用を減らし、2か月で完全に飲まずに自然に眠れるようになりました。ハレルヤ!
◆原因不明 過剰お通じの癒し
聖餐式を始める前は、日に10回もおなかを壊してトイレに駆け込む状態が続いていました。
病院で深い検査をしても理由は分からず、ちょっとした外出もままならず生活に支障をきたしていましたが、聖餐式を始めてすぐ、全くなくなりました。
これが今回の様々な症状の中で最も即効で癒された症例で、超自然的な神の働きに今も不思議な感覚を覚えます。
◆ 希死念慮の消滅
希死念慮は、深い絶望感につながっている領域です。
これに関しては、2度の7日間断食による深い解放の祈りによって解放されました。
ある時聖餐式中に神の御座とつながり、キン肉マンに出て来るのに似た黒白の死神の姿が見えた瞬間があり、イエスの血潮であるぶどうジュースを飲みながら「死の霊」の断ち切りを祈り、その直後何故か涙が止まらなくなり、自分の魂が解放されて喜んでいるのを感じました。
これは聖餐式を毎日行なうことで私の心が聖められ、深い部分に隠れていた悪しき霊の正体が浮かび上がり解放に至った事例です。
聖餐式の準備
聖餐式に用意する物
・ ぶどう酒(赤ぶどうジュース)+種なしパン(普通の平たいパンやクラッカー数枚でも良い)
※ぶどう液を入れるグラスは大きい物を用意して下さい(←重要)
聖餐式を行なう時間
朝食時や夕食前とか、落ち着いて祈れるなら、どんなタイミングでも構いません。
信仰を持って祈り行うなら、大きな祝福が注がれます。
ところで皆さんは、聖餐式でどれくらいの量のパンとぶどう酒(ジュース)を摂っていますか?
教会で配られる一口のパンと小さなカップのぶどう液は、あくまで運営上の都合に合わせたサイズです。
たった一口では祈る時間が取れず、信仰を働かせる時間も全く足りません。


イエスが行なった最後の晩餐に見る、聖餐式の型をご覧下さい。
一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。
「取って食べなさい。これはわたしの体である。」また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。
「皆、この杯から飲みなさい。 これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。」(マタイ26:26-28 新共同訳)
この祈りではたっぷり…ぶどう液をグラスに半分以上、パンなら一枚まるごと、クラッカーなら一袋分位を一口食べるごと一口飲むごとに祈りを積んでいきます。
聖餐しながら、自分自身を神の御国へつなげるため、確実に違いを感じる強い祈りです。
病気予防と、治癒につながる聖餐式となります。
聖餐式の祈り
※食べながら、飲みながら、何度でもお祈り下さい。
「父なる神よ イエスキリストは私のすべての罪の身代わりに十字架上で死なれ、3日目によみがえり、死の霊を滅ぼし、私を暗闇の圧制から救い出し、愛する御子のご支配の中に移して下さいました。
主の御体(みからだ)のパンを割いて食べます。
また私は「これは多くの人の罪の赦しのために流される私の契約の血だ」と言われた契約の血の杯を、今イエスから直接受け取り、感謝して頂きます。
イエスが十字架で流された血を表わすぶどう液(ぶどうジュース)を飲み、イエスの血潮が私の全身に行き渡り、主と一体となり、イエスの御体につながる喜びを感謝して受け取ります。
(…食べながら)この御体のパンの一口、一口が私の霊を聖め、魂を聖め、私の心はイエスの血潮に幾重にも覆われ、私の身体がイエスの御体と一体とされた事を感謝します。
食べるごとに私の身体が隅々まで主イエスに新しくされます。
私の肉が、筋が、骨が、髪が、爪が、身体の全ての器官がイエスの御体とつながり、細胞レベルでイエスのよみがえりの力によって新しく健康にされている事を受け取ります。
(…飲みながら)この契約の血のぶどう液を飲み、神の御国とつながったことを喜びます。
死を滅ぼされたイエスの輸血を受け、超自然的に私の免疫力を高められたことを受け取ります。
今、イエスの契約の血が私の___(←気になる症状)を取り込みました。
私はイエスの血潮を受け___(気になる症状)を無効化します。
主イエスの十字架の血潮の勝利を宣言します。
アーメン ハレルヤ主に栄光」
聖餐式の祝福がみなさまに豊かに注がれますように!