序文
先週、昼からずっと岡山の山火事について祈っていた日に、主に詩編18篇を通して祈るよう導かれ、祈り終えると突然目を開いているのが辛くなるほど強烈な疲れに襲われ、その場に倒れ込むように眠りました。
その後、岡山の山火事の鎮圧を聞いて、祈りの最中にイエスと神の軍団の働きに私の霊も動員され、霊が消耗したのだと分かりました。
間違いなくイエスが山火事の鎮圧に介入して下さったことを私の霊が受け取りました。
そこで、先週の金曜祈り会では、最初にイエスの御働きに深い感謝を捧げました。
さらに「千年王国をもたらす祈り」で、私たちのいる場所、任された霊的領土のすべてを含む日本・世界・地球・宇宙のすべてをイエスの血潮で覆い、恒常的祈り課題をとりなしました。
ミャンマー・タイをとりなす
次から次へと、様々な災害が引き起こされているこの時代、真の神に逆らい罪の満ちている場所は容易に敵の攻撃を受けやすい状況にあります。
ミャンマー・タイ大地震ですが発生時からとりなしていますが、イエスの血潮でミャンマーの大地を聖めようとしても、全く地に染み込まない、どころか跳ね返って来る感じで、祈りの手ごたえが感じられませんでした。
そこで聖霊の導きがあり「生ける水の泉」を大量にミャンマーがたっぷり漬かる位の激しい水量を、天の御座から流しミャンマー周辺諸国を生ける水の透明な水槽にまるごと浸すビジョンに沿って祈りました。
すると最初の祈りの時とは明らかに違い、霊的空気が和らぎ神の祝福が入り易い状態に変わったので、もう一度イエスの血潮を注ぎ、貧しき人々、痛んでいる人々、小さき命たちをイエスの御体の中に守り置きました。
ミャンマー・タイの霊的考察
大地震発生直後に祈った時、聖霊からミャンマー・タイを支配している巨大な霊のビジョンを見せられました。
顔は女性の化粧をしていますが精悍な顔つきで、肉体も精悍な戦士の姿をした強い悪霊です。
聖霊は「同性愛の霊」と啓示が下りました。
ここからは、ミャンマーの霊的状況をお伝えしたいと思います。
ミャンマーでは昔から「ナッ信仰」と呼ばれる精霊を祀る土着信仰が強く、その霊媒師たちは皆例外なく女装した男性です。(ちなみに精霊と呼ばれるものは例外なく悪魔悪霊です)

ナッカドー(ナッ信仰の霊媒師の事)は瓶の中の酒を飲み干したり、煙草を吸いながら踊り、興奮が高まると口の中にロウソクの火を入れることもあり、ナッカドーが踊っている間、彼らの中にナッが入り込んだ状態(悪霊憑依)になり、信者の相談に乗るそうです。
ナッは37もの守護霊と呼ばれる偶像があり、37の長をマハーギリと言い、人々が供え物を怠り禁忌を犯した場合には災厄をもたらし、気分次第で不幸を呼び寄せる存在として畏怖されています。
邪悪な性質は悪しき霊特有ですが、精霊を祀る信仰は仏教よりも国民に根強く、心霊治療をしたり、さらには国の政治までナッ信仰の占いに左右されていると言われています。

ミャンマーでは同性愛の性行為を禁止する刑法が存在しており、反LGBT派が強い力を持っていましたが、最近はその風向きも変わりつつあるようです。
タイは世界的に有名な同性愛容認国で、すでに同性婚が法制化されています。
偶像崇拝には必ず性的不品行の霊が一緒に働くため(偶像崇拝が真の神に対する霊的姦淫であるゆえ)、姦淫・倒錯に傾きやすく霊的混乱が見られます。
いずれの国も仏教特有の死霊による霊の破れ口が見られます。
女と寝るように男と寝る者は、ふたりとも憎むべき事をしたので、必ず殺されなければならない。
その血は彼らに帰するであろう。(レビ20:13)同じく男も、女との自然の関係を捨てて、互いに情欲を燃やし、男どうしで恥ずべきことを行い、その迷った行いの当然の報いを身に受けています。 (ローマ1:27)
創造主がお造りになった人間にふさわしくない性行為(同性愛や獣姦など)には、著しい呪いが発生し、その罪が国家的なものとなった場合、国体そのものに大きな咎による呪いが掛かり、健全な家族は減り、子供に呪いが引き継がれ、必ず国力が削がれます。
土地そのものも汚れを受けるため、災害や飢饉も起きやすくなります。
ミャンマー周辺諸国をこの同性愛の霊と土着信仰による仏教の霊が覆っているという理解が与えられたので、悔い改めをとりなし、悪しき霊の働きをイエスの御名で縛り、人々の罪からの解放を祈りました。
強い霊を縛る
確かに、強い人の家に押し入って家財を略奪するには、まずその強い人を縛り上げなければなりません。
そのあとでその家を略奪できるのです。(マルコ3:27)
地域や国をとりなす時は、個人の解放と同様、最初に最も強く働いている指導的霊を縛る必要があります。
頭を取ることで、下の悪霊たちは壊滅的打撃を受けます。
今回で言うとマハーギリです。
マハーギリの背後にいるのはインドラ(日本では帝釈天と言う)という悪魔で、風神雷神図に描かれた雷神を表わしています。
インドラは多数の宗教に登場し、バラモン教では戦闘の霊、ゾロアスター教では偽りの悪魔です。
このように堕天使、悪魔悪霊は、受け持ちの地域・文化・時代に合わせて名前や姿を変え、時には悪しき霊同士で支配者を変更しながらも、不法な霊的支配を続けています。
酒食を好み、女性への目の欲望によって、陰部を全身の目に変えてしまったという逸話があるほどの好色な性質を持ちます。
こうした性的堕落の性質は、インドラが支配する各国で見られる大きな特徴です。
霊の世界で起きている事は必ず地上世界で体現化されます。
次回の祈り会では、まずミャンマー・タイを代表して罪を悔い改め、悪しき霊との霊的離婚を宣言します。
次に、マハーギリとその背後にいるインドラの霊の働きを縛り、イエスの御名で打ち砕きます。
さらにいのちの泉の水を津波にして流し込み、残りの悪霊すべてをミャンマー・タイから追い出し、イエスの血潮で封印して下さい。
がれきの下敷きになっている人々の救出、主の生き物全てをイエスの御体の中に置き癒しと守りを、ミャンマー・タイの人々が、真の神イエスの救いに目が開かれるよう共に祈りましょう。