艱難時代の予知夢

(2023年8月に見たビジョン)

私は主によって近未来にいる。
数人の牧師たちと街角に立ち、
「政府の言う事を信じないで下さい!」
と演説していると、ミサイルが飛んで来て皆遠くへ身体が吹き飛ばされる。

飛ばされながら(主に守られる)という信仰に頼り、何とか数十メートル先にみんなに身体を覆い守られて着地する。
この時代ペットのいる者は悲劇で、私に付いてきた猫の首が半分ちぎれかけふらふらしている。
今度は連射銃が私を狙い撃ちして来た。

その連射銃は見たこともないハイテクな未来の機械で、遠く離れた距離から個人を特定して撃って来る。
私はもうダメかと思ったが、その時代人間型のロボットがいて、盾になってくれたので守られた。

中指に青光りする小さなカケラが付着して取れない。
最初のミサイルの破片か?と思ったら、
「コバルト60だ」と周りに言われる。
触れた者は被爆するので私の髪が金髪になる。

次の段階では禿げるので、側にいた女性に「被爆者援護施設が今はニューヨークにあるからそこへ行って」と言われた。
私は飛行機に乗ってNYへ向かう。

 

「コバルト60」 その意味

この霊夢は非常に鮮明だった。
それだけに「コバルト60」とは何か気になり、すぐにウェブ上で調べた。
これまでも主が夢に数字を明確に出された場合、必ずそれは重要な意味を持っていた。夢の背景から戦争に強く関係する物質なのかと感じた。
ほどなく実際に存在する放射能の中でも極めてメジャーなものと知った。


門外漢の私には専門的なことは分からないので、以下ページより説明を抜粋する。

https://cnic.jp/knowledge/2587



存在と生成

代表的な人工放射能。コバルトを中性子で照射した時に、コバルト-59の中性子捕獲によって生成する。ニッケルを速い中性子で照射すると、ニッケル-60から生じる。

地上で核兵器が爆発すると、土などの中でかなりの量が生成する。

必須元素の一つで、コバルトを含む代表的な体内にある化合物にビタミンB12がある。成人の体内にある元素の量は4.5㎎である。

コバルトの体内摂取後の挙動は複雑である。すみやかに排出される成分と数年間残る成分がある。体内で、骨と脳に集まりやすい。

生体に対する影響

内部被曝と外部被曝がともに問題になる。10,000ベクレルの酸化物を吸入した時の実効線量は0.17ミリシーベルト。
1mの距離に100万ベクレルの線源があると、ガンマ線によって1日に0.0088ミリシーベルトの外部被曝を受ける。

放射線治療に用いる「コバルト針」には1億ベクレル(1.0×108Bq)程度が入れてある。

北海道の士幌町のジャガイモの照射に用いる線源では1.1京ベクレル(1.1×1016Bq)を用いている。線源の放射能強度はさまざまである。

台北市のマンションで、壁の中の鉄筋がコバルト-60で汚染されていた。10年以上気付かれず、住民の体調に影響が出てから問題が大きくなった。

以上抜粋

 

…調べてみると現在コバルト60は、医療現場ではレントゲンや放射線治療で使用され、那覇港の海底泥に大量検出されたり、食品照射問題等耳目される機会も度々あり、活用されている分野は多岐に及ぶようだ。
夢に出て来た兵器としての実在を調べた。
するとウィキペディアその他で、非常に気になる記事を見かけた。

 

終末兵器としてのコバルト60

物理学者レオ・シラードという人物が、やがて終末兵器「コバルト爆弾」が製造可能になると警鐘を鳴らしている。
この爆弾は起爆した際、莫大なコバルト60を飛散させるもので、強い放射能と長い半減期を持つ放射性降下物が世界を覆うことで、地球上の生物は死滅するらしい。

現時点でそれを有する国はないとされているが、神はすべてを刺し通す目をお持ちのお方である。
この啓示をお与えになった以上、すでに秘密裏に開発されているか、聖書の示す大患難時代には使用される可能性が高い。
ここまで破滅的手段の所持使用が、敵国への抑止力という表層の意義だけで済むものなのか、聖書の黙示録によく照らして考えてみたい。

「第一の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、血の混じった雹と火とが現れ、地上に投げられた。そして地上の三分の一が焼け、木の三分の一も焼け、青草が全部焼けてしまった。」(黙示録8:7)

「この星の名は苦よもぎと呼ばれ、川の水の三分の一は苦よもぎのようになった。水が苦くなったので、その水のために多くの人が死んだ。」
(黙示録8:11)

「 第四の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれたので、三分の一は暗くなり、昼の三分の一は光を失い、また夜も同様であった。」(黙示録8:12)

地上がとてつもない範囲で焼け野原になり、飲むと死ぬ程に水が汚染され、大気中に有害物質が垂れ込めたのか太陽や月の光が届かない状態になるーと2000年以上前に書かれた神の預言を記す黙示録に書かれている。
すでに2発原爆投下され被爆経験を持つ我が国の歴史を顧みると、この残酷無慈悲で愚かな選択が人間世界では現実的にあり得ると受け止める。

 

艱難時代のクリスチャンについて

ビジョンの最初に戻り、解き明かしをする。
牧師が政府の邪悪な政策を街で訴えている時代とは、艱難前なのか後なのかーはっきり言う。


それ以前に携挙はなく、大艱難にそのまま突入していた。


主はこの夢を通して、クリスチャンが艱難時代を通ると啓示された。
聖書に書いてある通りである。

「艱難は未信者に対する裁きで我々は関係ない」と教える偽教師たちに従い「艱難前に救われた者は携挙されるから大丈夫」と自己中心な解釈で聖書を曲解するディスペンセーション主義に汚染された人々が増えている。
この教えに惹かれる心の動機に、他人事として高みの見物する冷たい思想が潜んでいないか見極める必要がある。
このような甘い惑わしこそサタンの好物だと気付かないだろうか。

反対に、この神学の怪しさ胡散臭さにいち早く気づいた信仰者たちもおり、彼らはイスラエル民族の救いという建前を使い、政治的イスラエルの闇をも正当化する洗脳にこの神学が使われていることを、明確に感じ取っている。
この説ありきに沿って聖書箇所を作為的に用い創作された神学の高慢の霊に自分たちが犯されていることに気づき、背後でサタンが操る偽りを支持し、神に敵対する者にならぬようにしたい。

「真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。」(Ⅱテモテ4:4)

 

「携挙」に関する妄想

空想話に逸れて行く人々は、イエスが黙示録においてまず教会に対して長くページを割き、艱難に忍耐し最後まで信仰を守るよう諭しているのを読めないのだろうか。
福音書においても同様である。

「主は、ご自身で選んだ選びの民のために、その日数を少なくしてくださったのです。」(マルコ23:20)

本当にこれが未信者への裁きだと言うなら、なぜ主は特別な計らいを持って艱難の日数を少なして下さるのか。
そこには主を愛し、反キリストに屈せず、信仰を貫き通すキリスト者がいるからに他ならない。

 「だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。
そのとき、人の子のしるしが天に現れます。

すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。
人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。」

(マタイ24:29-31)

大患難の終わりに、イエスが再び地上に来られる時の描写である。
ここにはっきりと艱難が続いてから天にラッパが響いた後、御使いによってイエスに従う者たちが集められると書かれている。
それ以前に主が聖徒を集められるという記述はない。

主によって、自分の足で立ちなさいーとイエスは言われる。

人の間で誉めそやされる牧師や教えに惑わされ盲目的に従うのは、偶像崇拝同様の状態であり、今すぐ悔い改めてイエスご自身に聞き従い、聖書を読む純粋な信仰に立ち返らなければならない。
それには聖霊に目と耳を開いてもらう必要がある。
神のさばきは、もうすでに神の家から始まっているのだ。